- かんこ
- I
かんこ【乾固】かわいてかたまること。IIかんこ【乾枯】かわいてかれること。III
「クラシシズムの~した殻を/文芸上の自然主義(抱月)」
かんこ【喚呼】確認して声に出すこと。IV「指さし~」
かんこ【官庫】(1)国庫。(2)官有のくら。V「善悪に就けて注(シル)し留め~に収むる習也/太平記 35」
かんこ【官戸】(1)中国, 隋・唐代の官所属の賤民の一。(2)中国, 宋代以降官僚を出している家。 徭役(ヨウエキ)の減免などの特典を受けた。(3)律令制下の五色の賤民の一。 官奴婢(ヌヒ)の上にあり, 良民と同様に口分田を与えられたが, 収穫稲はすべて官納し, 衣食は別に給付された。VIかんこ【歓呼】喜んで大声をあげること。VII「~の声」「群衆と共に悦喜し~し/うづまき(敏)」
かんこ【簡古】簡素で古色を帯びている・こと(さま)。VIII「~な筆使い」
かんこ【諫鼓】古代中国で, 天子をいさめようとする者に打ちならさせるため, 朝廷門外に設けたという鼓。~苔(コケ)蒸(ム)す善政によって諫鼓をならす必要がなく, 鼓に苔が生える意。 世の中がよく治まっているたとえ。IXかんこ【鹹湖】「塩湖(エンコ)」に同じ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.